医療費を国際比較する統計で議論へ−厚労省検討会初会合(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は4月27日、「厚生労働統計の整備に関する検討会」(座長=廣松毅・情報セキュリティ大学院大情報セキュリティ研究科教授)の初会合を開き、同省が所管する統計が実態を反映しているかどうかなどの検証を開始した。医療分野では、医療費を国際比較する統計のあり方などを議論する。6月までに内閣府統計委員会に結果を示す方針だ。

 同検討会は、政府の「公的統計の整備に関する基本計画」(昨年3月閣議決定)に基づくもので、厚労省は医療や雇用に関する統計について、有識者などの意見を参考に見直すことになっている。事務局が同検討会に提示したのは15項目で、医療分野では「医療費に関する統計の体系的整備」「医療施設調査及び患者調査」などが含まれる。 
 医療費を国際比較できる統計には、財団法人医療経済研究機構の「保健医療支出推計」がある。同検討会では同推計を公的統計に位置付けることができるかも議論する見通しだ。同機構はOECD(経済協力開発機構)が開発したSHA(A System of Health Accounts)手法を採用している。


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